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信頼2.0 [Thoughts]

ここのところ、信頼と信用の違いについてよく考える。信用できる人はたくさんいるけど、信頼できる人はそんなにいないな、と思ったことから。

辞書的な違いとは別に、自分の中で勝手に決めた基準。

「信用」とはその人の言うことが確実であると信じられるということ。たとえばその人が何か約束してくれたらきっと約束通りにしてくれるだろう(少なくともその方向で努力してくれるだろう)という前提でいられるということ。

「信頼」というのはもっとずっと大きなもの。言葉にするのは難しいけど、ぼくが思う信頼というのは、その人の言葉と心が一致していると感じられること。その人の言っていること・やっていることは、その人が実際に考えていることだという感覚。もっとはっきり言うと、その人が自分に向けた言葉は、実際に自分に向けられたものだという感覚。

世の中には、人と言葉を交わしていながら、その言葉は実際には相手以外の別の人間の目を意識しているという場合が多々ある。

いちばん単純な例。

あなたを含む5人の集団がいる。そこに外国人がやってきて道をたずねる。あなたは道を説明する。そのちょっと緊張した場を和ませようとしてあなたは何かギャグを言う。そのギャグが、仲間内5人にしか通じないものだった場合、ぼくはあなたを信用はするかもしれないけと、信頼はしない。

あなたは外国人に道を説明しながら、今現在道を説明している外国人(=集団の外)ではなく、集団の内側だけを意識している。外国人に向けて話をしながら、あなたの言葉は別の人間の目を意識して発せられている。

これはすごく限定された例に見えるかもしれないけど、世の中の集団の中で発せられる言葉の多くが、実は見た目上の相手ではなく、自分の属する集団に対するプレゼンテーションに過ぎない。特に相手が集団の外の人間であった場合はそうだ。

じゃあ、自分はどうなのかって?

自分ももちろん、「内側に向けたプレゼンテーション」から自由ではない。きっと、そうしてしまっている瞬間はある。たぶん、それは人間の本能だから。でも、そこから自由になりたいと心から思うし、自由になろうとしている。

ちなみに、信用している人がもし嘘をついた場合、ぼくはその人を信用しなくなるだろう。でも、信頼してる人が嘘をついたとしても、腹は立てるかもしれないけど、きっと信頼はし続けるだろうと思う。

そういう感じ。
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