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ほとんど全てのことを信じている [Thoughts]

帰りの電車の中で、40代くらいの会社員の2人組が「もう信じられることなんか何もないな」と延々言い合っていた。

確かにちょっと前までは、
会社がちゃんと給料を支払えばそれはきちんと口座に振り込まれているものだと信じていた(けど裏切られた)。
料金さえ払えば電気はいくら使っても大丈夫だと信じていた(けど裏切られた)。
水道水に放射性物質は含まれていないと信じていた(けど裏切られた)。
ある日街とその生活全体が波に飲み込まれて消えてしまうことなんてないと信じていた(けど裏切られた)。

でもきっとあなたは今でも、
銀行のせいで給料が振り込まれていなくても、誰かが責任を持ってなんとかしてくれると信じている。
明日勤めている会社が重大な不祥事を起こして、あなたが責任の矢面に立たされることなどないと信じている。
今、前に立ってる酔っぱらいが膝に上にゲロを吐かないことを信じている。
この電車が30分後には無事に目的地の駅に着くことを信じている。
駅からしばらく歩けばそこにはちゃんと家があることを信じている。
途中の赤信号でクルマは止まってくれることを信じている。
前から歩いてくる男にすれ違いざまに刺されないことを信じている。
去年の11月にしたセックスが人生最後のセックスではないと信じている。
明日も明後日も人生は続くと信じている。

そういう意味では、生きているということはほとんど全てのことを信じているということだ。

ほんとうに信じられることが何もなければ、あなたはきっと恐怖のあまりそこから一歩も動けない。
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