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ワイナーのオブジェクト指向ライティング [アウトライナー]

デイブ・ワイナーのScripting Newsより「Object-oriented writing」の日本語訳「オブジェクト指向ライティング」をRenji Talkで公開。短い文章だけど、アウトライナーに興味のある方はどうぞ。

ちょっと前に紹介した、サイトを丸ごとひとつのアウトラインの中で管理する「2011年のコンテクストから見たアウトライナー」の話の続き。

かつてワイナーが開発したMOREが持っていた階層ルールの機能(上位階層で設定した書式が、下位階層に継承される機能)が、1つのファイルに複数の文書を保存することを可能にしたこと、そして同じ発想がアウトライナーによるウェブサイト管理の中でどんな意味を持つか、という話。

特にプログラマー仲間に対して、その機能をオブジェクト指向プログラミングに例えている。

アウトラインから書いていくなら、むしろ手続型プログラミングに近いんじゃないかと素人的には思うけど、ここでオブジェクト指向と言ってるのは、アウトラインそのものよりも上位レベルで設定して下位の階層に継承される属性のことだと思う。

もちろんぼくはプログラマーではないけど、文章を書くこととプログラミングには多くの共通点があるということは理解できる。

そもそも長大なテキストを意味のある順番に並べるという行為である点はまったく同じなんだから(多くの場合、プログラミングの方がより論理構造や文法構造に厳格性が要求されるけれども)。

だからこそ、ブログラムコードを書くために生み出された手法やツールの多くが、文章書きに応用することができる。

アウトライナーだって、プログラミング用の階層エディタがその起源のひとつだし、それを言うならテキストエディタだってそうだ。だから、コンピューターを利用したライティングとプログラミングとは、そもそも切り離せない。

ただ多くの場合、プログラマーはシリアスなライティングにはあんまり縁がなく(技術ドキュメントはあるけど)、逆に物書きはプログラミングには縁がないことが多いから、この2つの世界は近くて遠い。

その中でワイナーは、両方の世界の間を高いレベル行き来する数少ない論客であり、広い意味での書くという行為(とそのためのツール)についてのワイナーの発言はとてもとても興味深い。
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