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アウトライン操作の〈型〉 (5)レベルアップ(上位階層への移動) [アウトライナー]

前の記事:
アウトライン操作の〈型〉 (4)グルーピング(分類)

レベルアップは、上位の階層を作ることです。

これはグルーピングと似ているようで異なります。グルーピングが単純な「分類」なのに対して、レベルアップはその項目を含む新たな階層を見つけることです。つまり「階層を上がる」ことです。

レベルアップは、アウトライン・プロセッシングによって〈文章を書き、考える〉際に、非常に重要な働きをします。

レベルアップが行われるのは、たとえば以下のような場面です。

統合

複数の項目を統合して一つの項目にすること。要するにブレイクダウンのところで出てきた「要素分解」の逆です。

場合によっては単に下位項目を連結するだけで済んでしまうこともあるし、その後に大幅に修正することもあります。

私はセンテンスの要素を項目として書きだしていって、後から統合(結合)して文章にすることをよくやります。ここではセンテンスの要素が下位階層、できあがったセンテンスが上位階層です。

概要・要約

下位項目について、「これらを一言でいうとどういうことか」を考えることです。

総括

下位項目について、「これらは何を意味するのか」を考えることです。

概要・要約と似ていますが、こちらは結果として下位項目には(見た目上)含まれていない内容が出てくる可能性があるところが違います。

上位概念の検討

ある項目(複数でもいい)について、「これらの項目を含む上位の項目があるとしたら何か?」を考えることです。

おそらくアウトライン操作の中でいちばん難しく、またいちばん劇的なものかもしれません。



アウトライナーによるボトムアップ思考で〈考える〉とき、不可欠なのはこのレベルアップです。レベルアップによって、それまでのアウトラインに無かった要素が生まれてくるからです。

言葉で説明すると難しいのですが、たとえばこの一ヶ月間でやらなければいけないタスクを書きだして、該当するプロジェクトで整理したとします。これはグルーピングです。

一方「これらのタスクを実行することは何を意味するのか」と考えて、実はこれらのタスクによって、今月の時間の過ごし方が規定されるのだと気づき、「今月の生き方」という上位階層を作ったとします。

すると、そのことによって「ここに書きだしたタスクは果たして妥当なのか。自分はこれで満足なのか」という新たな視点が生まれます。これがレベルアップです。

(続く)

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