So-net無料ブログ作成
検索選択

過去よりも未来を扱うことが得意なツール [アウトライナー]

日々のログや日記をWorkFlowyに蓄積して人生のデータベースのように使いたいのだけど、そういう使い方をしても(大量の過去データを入れても)WorkFlowyは重くならないか、という質問をメールでいただいたことがある。

ぼくはWorkFlowyの専門家ではない上に大量のデータを蓄積するような使い方もしてないので、「正確にはわからないけど、膨大なデータを入れれば相応に重くなるとは思います」という程度のお答えしかできなかったのだけど。



WorkFlowyに限らず、ぼくはアウトライナーをデータの蓄積には使わない。

ライフ・アウトライン(生活と人生を編集するアウトライン)に日々の思いつきを書き込んでいるけれど、それはあくまでも流れていく思いつきをキャッチするためで、蓄積するためではない。

キャッチされた思いつきの断片は、やがてライフ・アウトラインのどこかに位置づけられる。

そのうちのあるものは、やがて「シェイク」されて何らかの形でアウトプットされる。その段階では、元の思いつきは、原型を留めていない。

またあるものは、しばらく寝かされた後で使い道がないことが判明し、消されてしまう。

つまり、日々書き込んだ内容の大半は、やがて消えてしまう。

ライフ・アウトライン自体のサイズはかなり大きいけれど、やっぱり「仮」のものなのだ。

ちなみに、完成してアウトプットされたものは保存するけど、その場所はEvernoteだ。



アウトライナーは、どちらかというと「過去」よりも「未来」を扱うことが得意なツールだと思う。蓄積し、振り返り、引き出すのではなく、思考というフローをラップして(巻き取って)、形にすること。



なんて言いつつ、WorkFlowyのようなツールが登場してしまうと、ここに人生の記録の全てを入れ込みたいという欲望が生まれてくることはとてもよくわかる。

もしかしたらインターネット以前、80年代から90年代にかけてパソコンに出会った世代って、とりわけ「個人データベース」に憧れ(とオブセッション)があるのかもしれない。

ぼく自身も、本当は、WorkFlowyでも他のアウトライナーでも、個人の人生分のテキストくらい引き受けてほしいという願望がある。

過去を蓄積し、引き出すだけでなく「シェイク」できたら何か素敵なことが起こるのか、それはわからない。



『アウトライン・プロセッシング入門』、Amazonで7月の月替わりセール対象になっておりますので、興味ある方はこの機会にぜひ。


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。