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発音コンプレックス [Diary]

先週仕事で福岡に行く必要があり、久しぶりにJALに乗った。

JALといえば思い出すのは、昔のCAさんの英語アナウンスのすさまじい発音。今回は国内線だったから特に感じなかったけど、今ではどうなんだろう(もう15年くらい国際線の飛行機に乗っていないので)。

問題は発音が悪いということではない。ネイティブでない人間がネイティブのように発音ができないというのは、むしろ当たり前。問題は出せない音を無理して出そうとすることで、よけい何を言ってるのかわからなくなってしまうこと。

いろんな国の人がお国なまり丸出しで、それでも堂々と英語を話していて、何よりもちゃんとコミュニケーションが取れている中で、日本人はどうしてこんなに発音コンプレックス(特に巻き舌コンプレックス)が強くなってしまったのかと思う。

そしてなぜかCAさんの英語はそれがひどい印象がある。特にRとLの発音に関しては耳をふさぎたくなるような感じだった。

RとLの発音は、もちろん日本人にとっては難しい。日本で育った人が、大人になってから完璧に身につけることは限りなく不可能に近い気がする(小林克也さんは身につけたと思うけど)。

そもそも「Rの音は巻き舌」だと多くの人が思ってることからして間違っている。

アメリカ英語のRの音を発音するとき、舌は巻いていない。むしろ「折りたたむ」ような感じに近い。そして舌先は口の天井についていない(Rが巻き舌だと思っている人はおそらく舌を上向きに巻いて舌先を天井につけてしまっていると思う)。それでものすごく聞き取りにくくしてしまっている。



以下は、一般的でありながら、日本人にとって正しく発音することが非常に難しいと思われる英単語のうちのいくつか。

world
girl
real

つくまりRとLの音が連続して出てくる単語ですね。worldなんかおそらくCAさんは多用するだろう。

ぼくは小学生のころに約五年間アメリカで暮らしていたので、当時はほぼネイティブだったけど、それでもずっと英語を使ってないと(ぜんぜん使ってない)、これらの単語には舌が回らなくなってくる。同じような音が日本語には全く存在しないから、脳の回路が衰えるんだと思う。

ネイティブでない人が、躍起になってこれらの単語の発音を身につけようとしても、おそらく無理だ。

だけどこれらの単語にもう一つ共通しているのは、素直に仮名表記のまま

「わーるど」
「がーる」
「りある」

といえば、ほとんどの場合通じるということ。単独では厳しくても、文脈の中に組み込まれればかなりの確度で通じる。

他の単語も八割くらいは同様だと思う。どんな言語も、本当に重要なのは発音よりむしろリズムとメロディだから、発音なんかにこだわらず、堂々と日本語英語を話せばいい。



とはいえもちろん例外もある。たとえば「squirrel(リス)」は、仮名表記では「すかーる」なんだろうけど、これはおそらく通じない。

アメリカ英語のsquirrelを無理やり仮名表記すれば「すくぅぇろぅ」に近い。おそらく日本人にとってもっとも発音難度の高い単語のひとつだと思う。

「whirl(回転、渦)」も同じくらい難しいけど(無理やり仮名表記すれば「ぅぅるろぅ」とか)、これはジェスチャーを交えたりすれば何とかなりそうだ。

ぐるぐる。
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レオ・バボータ「Facebookのない生活」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「Facebookのない生活」を公開しました。「Walled-in: Life Without Facebook」の日本語訳です。ワタシもFacebookなしでがんばってます……。
Facebookを止めたのは、意思を持って生きたかったからだ。

17ヶ月前、私はFacebookアカウントを削除した——停止したのではなく、削除したのだ——そして、心の底から安堵した。

もう更新をチェックする必要もないし、友だち申請に対応する必要もないし(この人の近況を知ることは私の人生に必須だろうか? 私の近況を知ってほしいだろうか?)、人生のあらゆる出来事を投稿する必要もないし、シェアされるべきでないものがシェアされることで不快な思いをする必要もないし、誰かのビジネスや関心事について聞かされる必要もないし、誰がFarmvilleのどのゲームに参加しているか気にする必要もないし、誰かのランチやパーティーの様子を見る必要もないし、「笑える」写真を見る必要もないし、投稿した記事や写真をみんなが「いいね!」してくれたかどうか気にする必要もないし……まだまだある。

他の人のしていることを責めているわけではない。ただ、ソーシャルネットワークにどっぷり浸かったときに積み重なってくるノイズの例を示したかったのだ。
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叩き心地のいいキーボード [Diary]

押し入れをクリアにするということで、不要なものをどんどん捨ててるんだけど、不要とわかっていても捨てられないものがある。その一つが、巨大なApple拡張キーボード

昔のマックにつないで使っていたもので(LC475からPowerBook2400までの時代)確か二万円くらいしたと思う。

今のマックの薄く洗練されたキーボードとは対照的な巨大なキーボードを捨てられないのは、その投資額のせいではなく、叩き心地の素晴らしさのせい。

大学生のときに買ったパナソニックの液晶10行表示のワープロ専用機に始まる長いキーボード歴の中で、最も素晴らしいキーボードだった。

キーのしっかりした質感。叩いたときの柔らかいけれど確かなフィードバックの感触。軽快でリズミカルでそれでいてうるさくない打鍵音(文字で表現すると「たくたく」という感じ)。そして相当の力で叩いてもびくともしない、安定感。

今のマックにはつなげないから実用上の価値は全くないんだけど、捨てられない。

80年代末期に出た「物書きがコンピューターに出会うとき」の中で、奥出直人さんは「物書きのためのコンピューターにとって最も重要な機能は叩き心地の良いキーボード」と書いている。当時は初心者向けの入門書であってもそういうことが書いてあった。

今ではキーボードの重要性は相対的に低下しつつあるけれど、それでも質の高いキーボードはPCのいちばん重要な機能の一つだと思う。

物書きと言わず、一日中コードを書くプログラマーにとってだってHTMLを書くウェブデザイナーにとってだってそうだろう。そして一日100通メールを読み書きするビジネスマンにとってだって。

仕事で使う筆記具なんか何を使っても同じだ、大事なのは内容・本質であって、道具ではない。というようなことを言う人がいるけど、それは明白に間違っている。

一日のうち最も長い時間、自分の肉体と感覚器官が直接接触し、そのフィードバックを感じ続けている道具の感触が仕事に、まして精神に影響しないはずがない。

本当に叩き心地の良いキーボードを叩いていると、指先が快楽を求めて勝手に書き始めるようなところがある。

文章を書いていれば、気がつくとそして自分でも思ってもみなかったことを書いてしまう。それで自分がこんなことを考えているのかという発見をしたことも一度や二度ではない。快楽の力が無意識の底に隠れているものを引っ張り出してしまうんだから、考えてみるとすごいことだ。人間が意志でできないことをやってしまうのだから。

日々の仕事であってもそういうキーボードを使えれば、必ず何らかの好影響があると思うんだけどな。

でも、今普通のホワイトカラーが職場であてがわれる仕事用PCのキーボードに、そうした配慮は感じられることはまずない。

ちなみに今のマックのキーボードは決して悪くはないけれど(特にMBAのキーボードは小さい割によくできてる)、やはりあの麻薬的な感触は持っていない。



ちなみに、所有していないものまで含め、今まで触れたキーボードでいちばんたたき心地が良かったのは、キャノンの「ゼロワンショップ」に置かれていたIBMのPSシリーズのキーボード。Apple拡張キーボードは次点くらいかな。
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レオ・バボータ「デイリー・チェックリスト」 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータ「デイリー・チェックリスト」を公開しました。「The Daily Checklist」の日本語訳です。
取り組むに値する問題がここにある。「私が今していることは、私が今するべきことなのだろうか?」

どうしたらその答えがわかるだろうか。

今あなたはこの記事を読んでいると思うが、他にもっと重要なことがあるのではないだろうか。あるいはもっと重要なことがないかどうか、メールやSNSをチェックするべきではないだろうか。多くの人はこの疑問が頭に浮かぶたび不安にかられる。しかも一日を通じてたびたびだ。

この問題を解く鍵は、第一に自分を信頼できるようになること、そして第二に不安を手放すことだ。

両方とも同じくらい重要だ。まずは自分を信頼できるようになるためのツールとしてのデイリー・チェックリストについて紹介しよう。
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Living Mandal-Art「LIFEマンダラ」 [マンダラート]

「生活の中で考えること・行動することをサポートする道具」としてのマンダラートの使い方をユーザー視点で紹介するLiving Mandal-Artのコーナーに「LIFEマンダラ」を公開しました。
「生活の中で考えること・行動することをサポートする道具」としてのマンダラートの使い方として、最も基本となる1日のマンダラ(=DAYマンダラ)に始まり、MONTHマンダラ、YEARマンダラと時間のスケールを拡大しながらみてきた。

その最後を飾るのが「LIFEマンダラ」だ。

LIFEとは文字通り人生。生活を構成する時間スケールの最大のものがLIFE=人生。今から死ぬまでの間の時間。DAY、MONTH、YEARときた「時間」のマンダラの文字通り最上位になる。

1年の単位で物ごとを考えることはよくあるけど「人生」の単位で考えることはそんなにないかもしれない。

そんな長期スパンで「やりたいこと」を考える意味があるのか。まあ、いわゆるライフワークを明白な形で持っているという幸福な人はあるかもしれない。しかし、普通の人がどれだけ「人生でやりたいこと」を持ってるだろうか。ちなみに、ぼくは持ってません。

……というと話が終わってしまうのだけど。

何度も繰り返すけど、ここでつくるマンダラをTo-Doリスト的な、あるいは目標管理的な発想で捉えてしまうと、おそらくその通りだ。でもTo-DoではなくTo-Beリストだと考えると、話は変わってくる。
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どっちも正しくないことにする [Diary]

双方が互いに正反対の主張を続けていて結論が出ず、身動きが取れない。

理想はどっちの主張とも違う、そしてどちらにとってもより良い何かを探すこと。

でもそれができないのなら、いっそ便宜的に「どっちも正しくない」と結論づけておいた方が、結果的にうまくいく気がする。

双方の言い分を取り入れて妥協点を探ったりすると(落としどころってやつですね)、結局対立は無くならない。互いに得たものと失ったものを比較するから。

唯一そうしないで済むのは「どっちも何も得ない」場合だ。
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