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立ち止まってみよう [レオ・バボータ関連]

原文:Leo Babauta "Be Still." from Zen Habits
この記事は、Leo Babauta氏がブログ「Zen Habits」でUncopyrighted(コピーライトなし)として公開されている記事の日本語訳です。原文同様、この日本語訳もUncopyrighted(コピーライトなし)とします。

立ち止まってみよう。

ほんの少しの間でいい。

世界の音に耳をすませよう。自分の呼吸を感じよう。思考を意識しよう。周囲を細かく観察しよう。

立ち止まって、平穏を手に入れよう。

現代社会のデフォルトモードは行動すること、動くことだ。身体が動いていなくても、少なくとも何かに注意を向けるという形で精神は動いている。私たちは一日中走り回り、用事を済ませ、おしゃべりし、メールを送り、受信箱の中身を読み、ブラウザのタブを次々に切り替え、リンクを辿る。

私たちは常にオンの状態になっている。常に接続され、常に考え、常にしゃべっている。立ち止まる時間はない。きちがいじみたコンピューターの前に、そしてハイパーアクティブなテレビの前に一日中座り続けることは、立ち止まっているとは言わない。

こうした生活には代償が伴う。ゆっくりと時間をかけて考える時間を失うことになる。観察し、耳を澄ませる時間を失うことになる。そして平穏を失うことになる。

さらに困ったことに、大急ぎで動き回ることは、たいてい生産性という面でも問題がある> もちろん、私たちの社会では行動することこそが重要であり、行動しないことは怠惰で受動的で非生産的だとみなされることは知っている。しかし、時には行動しすぎることより全く行動しないほうがマシという場合がある。大きな音を立てて狂ったように走り回ったあげく、何も達成しないということもある。あるいは、たくさんのことを達成したけれど、重要なことは何一つできていないということもある。あるいは行動することで何かを傷つけ、何もしないより物ごとを悪くしてしまうこともある。

そして、否応なく立ち止まるとき——例えば何かの列に並んでいるとき、あるいは病院の待合室で名前が呼ばれるのを待っているとき、あるいはバスや電車を持っているとき——私たちはたいていそわそわし、何かすることを探す。モバイル機器を取り出す人もいれば、ノートを取り出して何かしたり、書類を取り出して読む人もいる。そうでない人は単に何かをいじくり回す。私たちは立ち止まることに慣れていないのだ。

ちょっと時間をとって、一日の時間を過ごし方を考えてみよう。仕事中、仕事の後、仕事の前、夜の時間、週末の時間。常に大急ぎで動き回っていないだろうか? 常にメールを読んでは返信し、最新のニュースや情報をチェックしていないだろうか? 常に機械のように次から次へとタスクを完了し、スケジュールに合わせて走り回っていないだろうか?

それが、あなたの望む人生だろうか?

もしそうなら、平穏があなたと共にありますように。そうでないなら、ほんの少し時間をとって立ち止まってみよう。何をしなければならないか、どこまで終わっているかについて考えてはいけない。ただこの瞬間に身を置こう。1、2分たったら、人生について、そして人生がどうあって欲しいかよく考えてみよう。より動かない、行動しない、急がない人生について考えてみよう。より静かな、熟慮された、平穏な人生を思い描いてみよう。

そして、そのビジョンを実践しよう。

実際にはそんなに難しいことではない。やるべきことは、毎日ほんの少しの間じっと座っていることだけだ。それに慣れてきたら、今度は毎日やることを減らしてみよう。早く動きすぎていると感じたら、深呼吸しよう。スローダウンしよう。今、この瞬間に身を置こう。幸せを待つのではなく、今、この瞬間に中に幸せを感じよう。

静けさを味わおう。それは常に誰の手にも届く宝物のようなものだ。


老子道徳経より:
急ぐことは賢明でない。
浅い呼吸はストレスを生む。
エネルギーを使いすぎればすぐに消耗してしまう。
それは自然の道ではない。
この道に逆らうものは長続きしない。



レオ・バボータの電子書籍「Focus」の翻訳をRenji Talkで公開しています。
「フォーカス——雑音化時代を生きるためのシンプル化宣言」
このブログで公開した文章の訳も、まとめて読めるようにしています。
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