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レオ効果 [レオ・バボータ関連]

レオ・バボータの翻訳を大量にやってはいるけど、個人的にレオが書いてることを全て正しいと思っているわけではないし、中には賛同しかねる(あるいはとても無理だと思う)ことだってある。

レオの書いてることはレオだからできることであり、普通の人が現実に行うのは無理だ言う人の気持ちもよくわかる(よくそう言われるとレオ本人が書いてるし、ぼくも「フォーカス」を読んだ何人かから言われたことがある)。

それでも、レオには個人的に強く共感するし、彼の主張がぼくにとって現実的に大きな効果とインパクトをもたらしたことは間違いない。気がつけば、これまでに読んだどんな本よりも現実的な影響(そして恩恵)を受けてるかもしれない。それはおそらく、今を生きてる多くの人にとっても同様だと思うし、だからもっとたくさんの人に読んでほしいと思う。

ということで、レオをこれだけ紹介してる責任(?)もあるので、ちょっと具体的な「効果」の話を。



正直言って、今の生活の中で自由になる時間はとても少ない。平日は23時前に家に着けばマシな方だし、朝は7時前に家を出ることも多い。平日の睡眠時間は平均して4時間あるかないか。だから平日に何かすることは時間的にも体力的にもまず無理。

週末に仕事が入ることは多くはないけど、平日にはできない人生の大切な諸活動(笑)——妻と過ごすとか、買い物をするとか、掃除をするとか、実家に顔を出すとか、疲労を回復するとか——をしなければならない。

という環境で、決して長いものではないとはいえ、電子書籍二冊と多数のブログ記事の翻訳ができたということ自体が、「フォーカス」をはじめとする、レオの主張の有効性を証明してる、と思っている。

具体的にレオから(かなり自己流に)取り入れたのは、「いつまでに何かをする」という目標は立てず、やり遂げるなんていうことも考えず、週末になったらその時やりたいことの中から1つを選び、1〜2時間の間集中してそれをやる、ということだけ。

何をするかはあらかじめ決めない。あくまでもそのときやりたいと思うことをする。やりたくなかったら無理にやらない。やりはじめても乗らなければとっとと止めて、別のことをする。

時間帯は朝が理想だけど、それも無理に決めず、朝できなければ昼でも夕方でも夜でもいい。だいたい週末には妻と2人でスタバに出かけてお茶を飲むので、そこにマックを持ち込んで作業することも多い。

決まり事は、休める週末にはそれを習慣的にやる、ということだけ。

もちろんその時間は集中=フォーカスしなきゃ意味がないけど、そこは「やりたいこと」をやってれば自然に集中できる(やりたくないことを無理にやるから気が散る)。

週によっては先週の続きを「やりたくない」こともあるので、必然的にあっちをやったりこっちをやったりするんだけど、それでも毎週確実に何かが前に進む(ここが大事)。

そして、そうしてるうちに、時間はかかったけど「結果的に」電子書籍2冊の翻訳ができあがった。



ささやかではあるけど、個人的にこれはとてもとても大きな出来事だった。

それまでもやりたいことはたくさんあったし、やりたい気持ちもあったけど、気力と体力、そして何よりもモチベーションが続かず、今の環境で本業以外に何かまとまった作業をすることなんて不可能だと思ってたんだから(電子書籍の翻訳は「まとまった作業」と言って差し支えないと思う)。

最大のポイントは、もし「本を一冊訳す」目標を立ててがんばろうとしていたら、とても続かなかっただろうということ。

つまり、何をするかではなく、いかに努力するかでもなく、行為として「継続」することのハードルを下げることによって、言うは易く行うは難い「継続は力」を、結果的に実現させてしまう、と言えるかもしれない。

自己啓発とか生産性とか、その種の物ごとを語るとき無意識に前提にしてしまうあれこれ(時間をどれだけ有効に活用するかとか、どれだけたくさんのタスクを効率的にこなすかとか)を一度取っ払ってみると、レオの主張が実は人間というもののあり方を踏まえた、極めて合理的なものだということがわかってくる。



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